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秋の抜け毛の原因とスカルプシャンプーの正しい使い方とは?

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秋口に抜け毛が増える原因とは?

毎年、夏から秋へと移り変わる季節の変わり目の時期に抜け毛が増え、シャンプーの度に憂うつな気持ちになってしまうという方も多いのではないでしょうか。一般的に健康な人が一日に抜ける髪の毛の本数はおよそ70本から80本とされていますが、一年のうちでも秋口は特に抜け毛が増える季節と言われています。秋口に抜け毛が急激に増えてしまう原因と、抜け毛を改善するための対策について考えていきましょう。

夏に浴びた紫外線の影響

強い紫外線を含んだ日差しを浴びるとダメージを受けるのはお肌だけではありません。髪の毛や頭皮にとっても紫外線のダメージは大敵です。紫外線は髪の毛の表面にあるキューティクルを傷め、髪の毛が細くなったりパサついたりして切れ毛や枝毛の原因となってしまいますし、メラニン色素にも影響を与え赤茶色に色が抜けた髪の毛になってしまいます。

また、紫外線が頭皮にあたるとお肌と同じように炎症を起こしてしまい、毛乳頭の周辺にある細胞で髪の毛を生み出す役割を持つ毛母細胞にもダメージを与えてしまいます。

そうすると抜け毛が増えたり、新しく生えてくる髪の毛にも悪影響を及ぼすのです。紫外線は抜け毛以外にも白髪が生える原因ともなりますので、夏場はお肌だけでなく髪の毛や頭皮を紫外線から守るためにも通気性の良い帽子を被ったり、髪の毛にも使える日焼け止めなどで忘れずに紫外線対策を行いましょう。

冷たい物のとりすぎ

暑い夏の間はついついアイスクリームなどの冷たい食べ物やキンキンに冷えたビールに手が伸びてしまいますが、体を冷やすと血行不良を引き起こしてしまうため、頭皮の血流も悪くなってしまい健康な髪の毛を育てるために必要な栄養分が毛根に届かなくなってしまうのです。

その上、ビールなどのアルコールは肝臓に負担をかけて皮脂を過剰に分泌してしまい、余分な皮脂は毛穴に詰まると薄毛や抜け毛の原因ともなってしまいます。また、暑いからと言って運動をしない事も血行不良を招き、これも抜け毛の原因になってしまうのです。

シャンプーを見直してみる必要性

ドラッグストアやバラエティショップには様々なタイプのシャンプーが並んでいますが、数年前に大きなブームを巻き起こしたノンシリコンシャンプーやスカルプシャンプーなど、シャンプーのタイプごとの特徴はご存知でしょうか。

ラウルス硫酸塩やラウリル硫酸などの硫酸系シャンプー

ラウルス硫酸塩やラウリル硫酸などの合成界面活性剤を配合したシャンプーは少量でもよく泡立ち、さっぱりとした洗い上がりとなり、原料も安価のため多くのメーカーが採用していますが、刺激が強く洗浄力が高い事から本来頭皮にとって必要な皮脂まで奪ってしまい、頭皮の乾燥を招くというデメリットもあります。

ノンシリコンシャンプー

ノンシリコンシャンプーは、その名が示す通りシリコンを含んでいないシャンプーの事を指します。シリコンは髪の毛の表面をコーティングしてツヤを出す効果があるというメリットがありますが、その反面頭皮の毛穴詰まりを引き起こすと指摘されていました。

そこで生まれたのがシリコンを使用していないノンシリコンシャンプーですが、シャンプーにはシリコンが含まれていなくてもその後に使うコンディショナーやトリートメントにはシリコンが含まれている場合も多く、シリコンという名称でなくてもシリコンに似た働きを持つ「シクロテトラシロキサン」や「アミノプロピルジメチコン」が配合されているシャンプーもあるため注意が必要です。ただし、シリコン自体は化粧品などにも広く使われており安全だとされています。

スカルプシャンプー(育毛シャンプー)

育毛シャンプーとも呼ばれるスカルプシャンプーもその名が示す通り、スカルプ(Scalp=頭皮)を健康的に保つ事を目的としたシャンプーを指します。スカルプシャンプーの多くはアミノ酸系のシャンプーですが、アミノ酸系シャンプーは一般的に刺激が少なく洗い上がりが穏やかで、髪の毛や頭皮にも優しいと言われています。

硫酸系シャンプーのさっぱりとした洗浄力に慣れた方にとっては少し物足りなく感じるかもしれませんが、薄毛や抜け毛対策を重視される方には適度に皮脂を残して洗い上げるアミノ酸系のスカルプシャンプーがおすすめです。

頭皮の皮脂は多すぎても少なすぎてもダメ?

皮脂は頭皮のべたつきを引き起こしたり、雑菌が繁殖してニオイの原因ともなるため頭皮にとって悪いものと思われている方も多いのですが、実は適度な量の皮脂は汗と混じる事によって頭皮をコーティングして刺激から守ってくれたり乾燥を防いだりと、天然の保湿オイルの役割を果たしてくれます。

頭皮の乾燥も血行不良を招き、抜け毛の原因となってしまうため、完全に皮脂を取り去るのはむしろ頭皮にとって良くない事なのです。しかし、脂っこい食生活やアルコールの飲み過ぎなどで過剰に分泌された皮脂は頭皮環境を悪化させ、毛穴に詰まって抜け毛が増えたり、かゆみやフケ、皮膚炎の原因ともなるため生活習慣の改善も併せて行いましょう。

シャンプーの洗い方が足りなければ皮脂が頭皮に残ってべたつきやニオイの原因となりますし、逆に洗いすぎても乾燥を防ぐために過剰に皮脂が分泌されてしまいますので、シャンプーの仕方には気を付ける必要があります。

スカルプシャンプーって本当に効果はあるの?

スカルプシャンプー(育毛シャンプー)は効果に疑問があるからと使った事がないという方も多いでしょう。一般的なシャンプーは髪の毛のキューティクルを整えたり、髪の毛の表面をコーティングしてツヤやまとまり感を出すなど髪の毛にアプローチするタイプのものが多いのですが、一方でスカルプシャンプーは頭皮を健康に保つ事を第一として作られています。

頭皮の環境を改善する事が薄毛予防にとっては重要ですので、薄毛が気になる方はスカルプシャンプーを試してみる価値はあるでしょう。

スカルプシャンプーを使った正しいシャンプーの方法とは?

いくら良いスカルプシャンプーを使っていたとしても、今まで通りの洗い方では十分にその効果を発揮できない可能性があります。正しいシャンプーの仕方をもう一度おさらいしてみましょう。まずはシャンプーをする頻度です。夏場は一日一回、それ以外の季節は一日から二日に一回のペースを目安に行いましょう。

髪の毛や頭皮が汚れたままで寝るのは良くありませんので、シャンプーは朝より夜に行うのがおすすめです。ぬるめのお湯のシャワーでまずはじっくりと予洗いをし、頭皮の汚れを浮かせてから手のひらにシャンプーを取ります。

数滴の水を加えてよく泡立てたシャンプーを使って、指の腹で優しく下から頭頂部に向かってゴシゴシ強く擦らないように気を付けて頭皮の全体を洗いましょう。シャンプーが終わったらしっかりと洗い流します。

その後必要に応じてコンディショナーやトリートメントを使いますが、これらは頭皮を避け髪の毛だけに付けて十分に洗い流します。すすぎが足りないと頭皮の炎症など思わぬトラブルを招いてしまうのでしっかりと洗い流しましょう。

すすぎは手のひらにお湯を溜めて頭皮を重点的に洗い流すイメージで行います。シャンプーの後、タオルで拭く際は擦らず優しく水気を吸わせるようにして、ドライヤーは頭に近づけすぎないよう注意し、頭皮の乾燥を防ぐために乾かしすぎないように気を付けましょう。